辣韮の憂鬱
Koach's Blog
親父
どんな時も優しかった。

いつも穏和で
静かな人だった。
不平不満や愚痴を聞いたことがないし、
文句も泣きごとも
いっさい聞いたことがなかった。
存在感がないようで
それでいてなぜか不思議な安心感があった。
世の中のアベレージ的な常識は
この人に教えてもらった。
見栄っ張りのイイ格好しぃで
自分が損をしても人を助ける人だった。

頼ればいつもスーパーマンみたいに
解決してくれたし、
怒られたことなんて
ただの一度もないから
俺はこんなアマちゃん人間に
なってしまいました。
あなたのスネは
最後は本当に俺にかじられたかのように
あり得ないくらい細く
さすっていて悲しくなりました。

すでに施しようのない
全身に転移した癌が見つかって
三ヶ月。

見舞った時に、
よく聞き取れない小さな声で
「肩を揉め…」と
言われたのが嬉しくて、
気づけば "父の日" だった。
こんな小学生のお手伝い的なことしか
してやれないのが情けなくて情けなくて、
ゴツゴツとした
まったく肉のついてない肩を揉みながら
涙が出てきた。
父ちゃんに気づかれないように
背中越しに声を立てずに泣いた。

転移した癌のせいで
どこもかしこも痛いだろうに
" 俺は大丈夫だ " と言わんばかりに
俺にギョーザを買って来させ
たいして食いたくもないそれを
苦痛に顔を歪めながら
たった一つを時間をかけて
ボロボロと落としながら
食べて見せた。

それから六日後。

おそらく、
相当の激痛があったにも関わらず
苦痛に歪む顔はすれども
一言も "痛い" とは言わず
最後の最後まで看護師にも
実の子どもたちにも、
弱みを見せずに
六月二十三日午後五時十七分。

最愛の親父が逝ってしまった。

人間として、
理想像だった
偉大な親父が死んでしまった。

大好きな父ちゃんが死んでしまった。

窮屈そうな箱に入れられた亡骸の
父ちゃんの顔は
痛くて剃れなかった髭も剃られて
綺麗な顔をしていた。
今にも起きてきそうだった。

どんなに感謝の言葉を並べても
とんでもなく追いつく訳もないけど、
安らかな寝顔に語りかけても
それを伝える事も
もう できないんだよね。

会社を定年まで働いて
10年は経つだろうに、
葬儀場の会場をはみ出るくらい
たくさんの人が来てくれた。
人望もあったみたい。
イイ格好しぃだからね。(笑)

来る人来る人、
みんなが俺に父ちゃんにソックリだと言った。
そうだよ、そんなことはわかってるよ。
俺もいつも思ってたもん。
だけどあらためて
初めて会った人たちにも言われると
嬉しかった。

父ちゃんの遺伝子を
俺は引き継いでいることを
再認識させられて
凄く嬉しかった。

でも無理かなぁ…。

おそらく父ちゃんみたいになるには
5万年くらいかかりそうな気がする。
あんな立派な大人にはなれないよ。

けど…

もうスーパーマンはいないし。
俺も少しはちゃんとした人間にならなくちゃ
父ちゃんも成仏できないんじゃないかと。(笑)

葬儀で最後に、
兄ちゃんが代表の挨拶をした。
「誰にも迷惑をかけることなく
最後まで我慢強い人でした。
家族にくらい"痛い"とか
言って欲しかった。」と言って
みんなが泣いた。

俺も泣いた。
人目もはばからず
むせび泣いた。
グシャグシャになって泣いた。

火葬場で最後のお別れをして
さも高価そうな装置に入れられ
一時間半かけて燃やされた
父ちゃんの亡骸は
昔見た爺ちゃんのそれと違って
驚くほど骨が少なかった。

小さな骨壷に
父ちゃんは入れられたけど…
なんだか父ちゃんは
そこにはもういないような気がして
梅雨の合間に晴れ渡った
空を見上げた。

だけど…

どこにもいないんだよね。

探せど探せど
もうどこにも
いなかった。

霊が存在すればいいなぁ。
幽霊でもいいから
父ちゃんに会いたい。

出棺の前に触れた
父ちゃんの頬の冷たさが
今もこの右手に残ってる。


_
出禁
昨日はメンバーの都合で
リハはお休みでした。

と言う訳で昨日は
飲めないくせに
BAR のハシゴなんかしちゃったりして
遊んでました。(笑)



毎週定期的に
バンドのメンバーに会ってるのに
一週会えないと
なんか寂しいような寂しくないような。(笑)

んでもって今日は
薬院の Sound Track で
来る 8/4 に
CB でライブをする

ゴールデン13ズ

初リハに行って来ました。



このバンドは
一昨年に一度 演ってんだけどね。
往年のヒット曲を
パンク調でしてみました的な。

カーペンターズの"トップ・オブ・ザ・ワールド"とか
"君の瞳に恋してる"とかを
ガリガリのパンクチューンでね。(笑)

今回もなんかパンクチックな
イベントに出るみたい。

Sound Track と言えば
昔 はたらいた不良行為が元で
The Dirty Dogs は
出入り禁止になってるはず。(笑)

この扉を開けても
良いのだろうか?

まぁオーナーの千葉さん(今は違うのかな?)も
いないことだし、
その不良バンドも
もう存在してないんだから
まぁいいでしょ!

久しぶりのサントラの
扉を開けると
なんだか見慣れた
癒し系の顔が…。

同じく別バンドのリハに来てた
ドラマーコバロー君であった。

今週も会えたね!(笑)


p.s.

ゴールデン13ズのリハは
出来はまだまだとはいえ
初リハとは思えないくらい
しっくり来ました。

イイ感じになるんじゃないかな。

お楽しみに!


_
偏食
今、
福岡への帰り道です。

土曜日から広島に行ってて、
この三日間
何か食う度に写メ撮ってたんだけど
偏ってんなぁって気がする…。

まずは道中で



いやぁ、
なかなかこの
れもんこりっと
好きなのに見つからないのさ。(笑)

んで、
その日の夜、友達と朝まで
ファミレス。



二人とも酒を飲まないし
甘党。(笑)



しかも
ドリンクバーで
ココアをしこたま飲んでるしね~。

んで次の日の昼は
母ちゃんと
まねきのお好み焼き。



お婆ちゃんが
ノーブラで焼いてくれます。(笑)

そんで
この逸品!



やっぱ
アンコは最高だねぇ~。
Kingたぜ!

で、
また友達とソウルフード。
文文 (ぶんぶん) ver.



ほどよくガーリックが効いてて
麺も軽くカリッと焦げ目をつける
ニクイ技。

そして
今日の昼は
必殺連チャン文文



バリ美味いんだけど、
ここの大将
怖いんだよね。

ヤンキー卒業生みたいで。(笑)

そして
今 帰り道で食ってんのが…



えーっと…

これなんのブログだっけ?

そして
俺は何しに帰ったんだろね?(笑)
_
満悦
みなさんご存知の通り、
七月からあの…

どんな高級料理や
どんなご当地名物、
どんなスウィーツや
どんな珍味も敵わない。
ありとあらゆる食材の
最高峰に君臨し、
どんなに山岡士郎が
豪華絢爛な究極のメニューを並べようとも
太刀打ちできない
あの…

レバ刺しが禁止される。

今までも去年からの自粛で
どこに行っても食えなかったのに、
全面的に禁止なんて酷すぎる。

1919年アメリカ合衆国の
禁酒法に匹敵すると言っても
過言ではない。

俺は酒を飲まないが、
酒がないと生きていけない人は
この例えでこの俺の心の叫びが
わかっていただけるだろうか?(笑)

あり得ないよなぁ…。

こんなにも
あのスプラッター的な
ドス黒くチョコレート色の臓物を
心から愛しているのに…。

禁止まですること

ないやろーっ!


おそらく
フリーメイスンの策略か、
もしくは仮想現実空間からの
陰謀だろう。

ま、
時事ネタはこのくらいにして。

昨夜はバンドごとで
音源を渡しにベースの原口さんに
会いに行った。

約束の時間に間に合うように
家を出ようとしてると
原口さんからTEL。

「レバ刺し食いたいやろ?」

当然です。
当然、食いたいに決まってる!
今年はまだ食べてないんだ~!

待ち合わせは
ヒーコン近くの焼肉屋

泰元



あぁ…、

あぁ…。

原口夫妻が ネ申 に見えた。(笑)

しかも

俺専用に二皿!(笑)



えぇ、えぇ、
軽くペロリとたいらげましたとも。

オマケに
脂したたるジューシーなカルビや
濃厚なロース、
人生初のビンタに
ポヨンポヨンのマルチョウ、
なかなか深い味のテールに
今まで噛み切れた試しなど一度もなく
ガムなんだと思ってたのに
口の中ですんなりと噛み切れる驚愕のミノ。(笑)



原口夫妻が 創造主 に見えた。(笑)

今年の上半期、
このギリギリのタイミングで
滑り込み第一位やな!

何のって、

幸せ度の。(笑)

原口さんの奥さんいわく
幸せそうに食べてる俺の様子が
母性本能をくすぐるらしいです。(笑)

いやいや、
本当に感謝!
原口夫妻、サイコー!

胃袋が最高に満たされた後は
舞鶴のBARへ。



そこで大御所お二人サマと合流。

まぁ、
助言も説教も冗談もありぃの
洒落たBARでグラスを傾けました。

ワタクシのグラスの中は
コーラのロックですけど。(笑)

「よし、演奏しに行こう!」

と、お酔いになられた
重鎮がおっしゃるので
music bar Kenchan へ。

いや~、
弾いた弾いた。

そういや
オベーション・アダマス
初めて弾いたなぁ。

弦が死んでて
良さが全くわかんなかったけど。(笑)

いや~、
遊んだ遊んだ。


p.s.

ちなみに
至高の逸品 第一位
「レバ刺し」は
焼いてしまうと
俺の中では
ワースト二位になるんだぜ!(笑)
_
善人
昨夜リハを終えて、
さ、帰ろうかとスタジオを出ると、

「お~っ!」と

聞き覚えのある
慣れ親しんだダミ声が。

その声の主は
夜だというのにサングラス、
(人のこと言えんが…)
軽装に身を包み
それでいて異様なオーラを放つ

ダイナマイト山善

であった。(笑)


_