辣韮の憂鬱
Koach's Blog
恐怖
みなさん、
太宰府遊園地はご存知であろうか。

あれは20年くらい前の話である。

当時のバンド仲間多勢で
暇つぶしに行ったことがある。

まわりとは明らかに特異な風貌の
ニイチャンネエチャンたちが
お父さん&小学生でいっぱいの
このB級遊園地を楽しんだ。

今でも一番忘れられない
アトラクションはジェットコースター。

" 悪魔のジェットコースター "

なんの変哲もない、
宙返りする訳でもなければ
スピードも遅い。
高低差なんか3m 。
一周 20秒程を三周。
まったくの子供騙し、
幼児向けのジェットコースター。

たいしたアトラクションもなく
他に面白そうなものもたいしてない。
これしかない的な、
そう、
仕方なく乗って見た感じだった。

俺たちは甘く見てた。

自分たちが乗る前なんて
小学生が " キャーキャー " 言ってたぐらいの
ものだから。

トロッコみたいなのが
5台くらいだったろうか。
三人が前から順に乗り込み、
全くと言っていい程
必要性を感じさせないシートベルトをして、
ベルかなんかが鳴って
いざ、出発。

"カタンカタン" と
あっと言う間に上りきるであろう
短い登り坂を上がってる時だった。

下の方で何かざわめきが。

振り返って見てみると、
園のスタッフが数人
慌てた様子で俺たちが乗り込んだ
スタート地点で何かしてる。

よく見ると
最後尾のトロッコが置き去りに!

えっ???!!!

あり得ない!

トロッコがはずれるなんて
あり得ない!

おそらく登り始めた俺たちは
暴走列車の如く
もう止まれないのだろう。

そして、
その置き去りにされたトロッコを
俺たちが帰って来るまでに
レールから撤去しようと
スタッフたちは慌てているのであろう。

乗らなかったバンド仲間は大笑い。
乗ってしまった俺たちは苦笑い。

いや、
恐怖につられた笑いか?

登っている間、
"カタカタ" という音と
"ギシギシ"
"ミシミシ"といった
不安な音も過剰にする。

暴走列車はついにレールを下り始め
スタート地点に視界をやると
スタッフのオジサンたちは
置き去りトロッコをなんとか
レールから離脱させていた。

しかし、
このハプニング、
ギシギシ、
ミシミシ、
走っている間も
この乗り物と躯体自体の不安定さから来る
普通のジェットコースターの恐怖とはまた違った
最上の恐怖。

今にも
このトロッコが分解するのではないか。
レールの支えが折れるんじゃないか。
カーブで脱線してそのまま飛んで行くのではないか?

もう見た目にも
オンボロ極まりないし、
何か簡易的な、
チープな作りは
そう思わせるには十分なジェットコースター。

3周する間、
ずっとその恐怖と戦う。

世界一怖いジェットコースターは
アメリカのキンダ・カでも
ビックショットでもない。

太宰府遊園地に存在した。

一部の博多バンドマンはかつて
太宰府遊園地のジェットコースターを
こう呼んだ。

"悪魔のジェットコースター"

と。


p.s.

追伸の形になってしまったけど
その太宰府遊園地に今日行って来ました。



相変わらず
そのネームバリューとは裏腹に
B級的な
簡易的な
子供騙しな遊園地でした。(笑)

でも、

悪魔のジェットコースターが…
悪魔のジェットコースターが…

なくなってる!

ちゃんとした(?)遊園地の
ジェットコースターに比べると
格段に" 悪魔のジェットコースター" より
スケールが上がってる!



ま、

絶叫度はスケールダウンだけどね!(笑)


p.p.s.

でも、
俺が一番したかったアトラクションは
昔も今も

" ビックリハウス "

なんだぜ!


_
コメント
私も
初デートだったのに逆に恋愛相談を受けてしまった遊園地です(笑)
ビックリハウス気になります。
2012/09/02(日) 23:45:52 | URL | アラレ #-[ 編集 ]
@アラレ
ビックリハウス…
アレはなめてかかるとやられる!(笑)
機会があればいつか一緒にトリップしよう!
2012/09/03(月) 04:59:56 | URL | こーち #-[ 編集 ]
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